Silly and Quality

ささいなこともていねいに。略してシリクワ。

M5Stackユーザーミーティング vol.2 に登壇しました

ブログを引っ越しました→meganetaaan.jp

vol.1に続き、今回も登壇枠で参加しました。

m5stack.connpass.com

会場はフューチャーアーキテクトさん。 初めて訪問しましたが、アジアンリゾートのような佇まいのロビーが印象的でした。

こんなお洒落なスペースを勉強会に貸し出せるなんて強い。

f:id:meganetaaan:20180703190455j:plain
液体がとめどなく流れているガラス

発表プログラムは下記の通り。

f:id:meganetaaan:20180710005557p:plain

モジュール自作などガチ感の強いトピックが並ぶ中、前座を務めるつもりで一番手で発表しました。

私の発表「M5Stackで静かに音を鳴らす3つの方法」では、 深夜帯にM5Stack開発をしていて直面する「スピーカーの音大きすぎ問題」を解決する方法について紹介しました。

実機のデモも無事に動いたので一安心です。

今回作った「超音波センサーでテルミンもどき」ですが、後から調べたらやっぱり同じことをしている方たちが沢山いますね。

www.youtube.com

発表では「デモ動いてよかったね!」で済ませてしまいましたが、このように超音波センサーを使う方法だとセンサーと手の距離が結構シビアで、曲を演奏するとなると中々難しいです。音階の出し方を工夫するとか、いっそ本物のテルミンの機構を作りこんでしまうとか、改善の余地ありです。

また、本題ではないですが拙作のライブラリM5Stack-Avatarを「使ってみた/使いたい/使おうとしたけど躓いた!」などの反響をいただて、開発のモチベーションが一気に上がりました。

github.com

試してくれた方にお話を伺うと、コンパイルして動かすまでに幾つかハードルがありますが、

  • (そもそも初心者で)インストールの仕方が全くわからない
  • コンパイラの環境に差異があってコンパイルできない

などは、インストール周りのドキュメントとトラブルシューティングを手厚くすれば解決できるかと思いますので引き続きやっていく所存です。

vol.1, 2と参加しての印象ですが、参加者の層がとても厚いです。Webフロントエンドから、組み込み、制御、電気までエンジニアが大集合しています。 私は業務上Web系の技術に関する勉強会を開催したり参加したりしていますが、 今回の懇親会はWeb系のそれとはかなり趣がちがっていて、 特定のトピックで深く話すというよりは異業種交流的に幅広い話題に及び、新鮮さ、驚きをたくさん得られました。

次回もぜひ参加したいです。 M5Stackをまだお持ちでない方でも「これからこんな風に使ってみたい」という内容のLTも歓迎していますので、 気軽に応募してみるとよいと思います。